2013年7月
―若手医師を対象とした呼吸器のセミナーを開きました―
病院は、まず患者さんにその存在を知ってもらい、信頼してもらえなければ成り立たないのは当然のことです。
それと同じくらいに大切なのは、若い医師に面白そうな病院と興味を持ってもらえないと運営はできません。
"医師不足"はどの病院にとっても気を使う問題です。
医師は本当に不足しているのか。
絶対数で15%程度不足している。
あるいは病院勤務医が開業医より不足している。
さらには診療科によってとても不足しているところがある。
諸説ありますが、われわれの専門である呼吸器診療を担う病院勤務医は、内科も外科も数ある診療科のなかでも 不足ランキングの上位にあるようです。
医師不足は2004年の新臨床研修制度(卒後2年間は国が決めたプログラムによる研修を義務付ける)以後に顕在化した といわれ、プログラムの見直しもされていますが、大学と一般病院の関係はどうだこうだと、この話は長くなるので省略。
ともかく呼吸器診療に振り向いてもらうために、若い先生にとりあえず当院に足を運んでもらい、 私達がどんなことをやっているか知ってもらおうということで、毎年この時期セミナーを開いています。
6月上旬、土曜の午後、あいにくの梅雨空のもと、セミナーは開催されました。
内容として、医学部を卒業して1,2年目の研修期間から呼吸器専門医への橋渡しとなるようなレベルを意識して プログラムを組んでいます。

セミナーの後はささやかな懇親会を開き、その場で参加者の話を聞くのが私の大事な仕事です。
今回もセミナーはおおむね好評でした。
このセミナーに参加したことがきっかけで当院に勤務するようになった医師もいます。
今回、東は長野、西は山口から25名が参加し、例年より盛り上がりました。
遠方の参加者にどうしてわざわざ堺までと聞くと、当院の若い医師が出版した本とそのもとになったブログを見てやって来たとのことです。
呼吸器の日常診療で出てくる疑問の一つ一つに対し、多数の医学論文を調べて現時点での妥当な答えを示すという 力作(量、質とも)で、ブログのアクセス数も多く、本のほうもアマゾンで医学書の売れ行きの上位にランクされている そうです。
こんなところでもネットの威力は絶大で、病院のアピールには若い世代の感覚を生さなければどうにもならない、 ということを学ばされた今回のセミナーでした。
(2013年7月 近畿中央胸部疾患センター 院長 林清二)
病院は、まず患者さんにその存在を知ってもらい、信頼してもらえなければ成り立たないのは当然のことです。
それと同じくらいに大切なのは、若い医師に面白そうな病院と興味を持ってもらえないと運営はできません。
"医師不足"はどの病院にとっても気を使う問題です。
医師は本当に不足しているのか。
絶対数で15%程度不足している。
あるいは病院勤務医が開業医より不足している。
さらには診療科によってとても不足しているところがある。
諸説ありますが、われわれの専門である呼吸器診療を担う病院勤務医は、内科も外科も数ある診療科のなかでも 不足ランキングの上位にあるようです。
医師不足は2004年の新臨床研修制度(卒後2年間は国が決めたプログラムによる研修を義務付ける)以後に顕在化した といわれ、プログラムの見直しもされていますが、大学と一般病院の関係はどうだこうだと、この話は長くなるので省略。
ともかく呼吸器診療に振り向いてもらうために、若い先生にとりあえず当院に足を運んでもらい、 私達がどんなことをやっているか知ってもらおうということで、毎年この時期セミナーを開いています。
6月上旬、土曜の午後、あいにくの梅雨空のもと、セミナーは開催されました。

内容として、医学部を卒業して1,2年目の研修期間から呼吸器専門医への橋渡しとなるようなレベルを意識して プログラムを組んでいます。


セミナーの後はささやかな懇親会を開き、その場で参加者の話を聞くのが私の大事な仕事です。
今回もセミナーはおおむね好評でした。
このセミナーに参加したことがきっかけで当院に勤務するようになった医師もいます。
今回、東は長野、西は山口から25名が参加し、例年より盛り上がりました。
遠方の参加者にどうしてわざわざ堺までと聞くと、当院の若い医師が出版した本とそのもとになったブログを見てやって来たとのことです。
呼吸器の日常診療で出てくる疑問の一つ一つに対し、多数の医学論文を調べて現時点での妥当な答えを示すという 力作(量、質とも)で、ブログのアクセス数も多く、本のほうもアマゾンで医学書の売れ行きの上位にランクされている そうです。
こんなところでもネットの威力は絶大で、病院のアピールには若い世代の感覚を生さなければどうにもならない、 ということを学ばされた今回のセミナーでした。
(2013年7月 近畿中央胸部疾患センター 院長 林清二)