2013年8月
―無駄を省く―
"医業にあたって営利を目的としない"
医の倫理要綱の最後にある言葉で、大変大切なことです。
営利を目的としないといっても、病院の運営に放漫が許されているわけではもちろんなく、 締めるべきところは締める必要があるのは医業も例外ではありません。
無駄をはぶくことと営利に奔走することはまったく違うので、私たちは明確に区別しているつもりですが、 外からどんなふうに見られているか少し気になります。
私たちの病院は国立病院機構に属し"国立"という冠がついているので、ときどき、というより、ほとんど 常に誤解されていますが、診療に掛かる費用に公費(税金)の投入は一切ありません。
つまり独立採算であり、職員には業務の効率化を厳しく求めるのは他の病院とまったく変わりません。
毎夏、無駄をはぶく工夫を競う発表会を、近畿圏の国立病院機構の病院が集まって行っています。
今回当院の手術室からも演題を出しました。
手術器具を一つに包装したキットの内容を見直して、費用と時間の節約に役立てるというのが演題の趣旨です。
一般の方にはあまり興味がないか、あるいはもしも企業の方がこれを読まれたら、何をいまさら、と思われたりする でしょうが、こういう小さな積み重ねが医療にも求められるようになってきているということをご理解ください。
少し大きな話をすれば、日本の社会保障費が一般歳出の5割を超えている現状では、医療費をどのように有効に使い、 その増加を抑制するかは重要な問題です。
病院が持続し発展するためには、その質は必須のことですが、経営体力の強化が求められる時代になってきているのです。
当院の発表は、残念ながら最優秀賞は逃しましたが、評価はされたと思います。
もう一つの効率化。
エコが意識されて迎える3度目の夏です。
手術室からの発表の模様の写真に加えて、あとの2枚は、今年の看護部長室の西側の窓辺のプランターからの収穫です。
ゴーヤーは豊作ですが、胡瓜は世話が難しいようです。
初収穫を私がいただきました。
売ってるものとちがって、昔の胡瓜の香りがしました。
(2013年8月 近畿中央胸部疾患センター 院長 林清二)
"医業にあたって営利を目的としない"
医の倫理要綱の最後にある言葉で、大変大切なことです。
営利を目的としないといっても、病院の運営に放漫が許されているわけではもちろんなく、 締めるべきところは締める必要があるのは医業も例外ではありません。
無駄をはぶくことと営利に奔走することはまったく違うので、私たちは明確に区別しているつもりですが、 外からどんなふうに見られているか少し気になります。
私たちの病院は国立病院機構に属し"国立"という冠がついているので、ときどき、というより、ほとんど 常に誤解されていますが、診療に掛かる費用に公費(税金)の投入は一切ありません。
つまり独立採算であり、職員には業務の効率化を厳しく求めるのは他の病院とまったく変わりません。
毎夏、無駄をはぶく工夫を競う発表会を、近畿圏の国立病院機構の病院が集まって行っています。
今回当院の手術室からも演題を出しました。
手術器具を一つに包装したキットの内容を見直して、費用と時間の節約に役立てるというのが演題の趣旨です。


一般の方にはあまり興味がないか、あるいはもしも企業の方がこれを読まれたら、何をいまさら、と思われたりする でしょうが、こういう小さな積み重ねが医療にも求められるようになってきているということをご理解ください。
少し大きな話をすれば、日本の社会保障費が一般歳出の5割を超えている現状では、医療費をどのように有効に使い、 その増加を抑制するかは重要な問題です。
病院が持続し発展するためには、その質は必須のことですが、経営体力の強化が求められる時代になってきているのです。
当院の発表は、残念ながら最優秀賞は逃しましたが、評価はされたと思います。
もう一つの効率化。
エコが意識されて迎える3度目の夏です。
手術室からの発表の模様の写真に加えて、あとの2枚は、今年の看護部長室の西側の窓辺のプランターからの収穫です。
ゴーヤーは豊作ですが、胡瓜は世話が難しいようです。
初収穫を私がいただきました。
売ってるものとちがって、昔の胡瓜の香りがしました。


(2013年8月 近畿中央胸部疾患センター 院長 林清二)