診療記録の誤廃棄についてこのページを印刷する - 診療記録の誤廃棄について

2025年4月1日掲載

この度、当センターにおいて、4007名分の紙の診療記録(診療録、検査報告書等、以下「紙カルテ」)を誤って廃棄してしまうという事案が発生いたしました。

経過としましては、2016年11月以前(2016年12月より電子カルテを導入したため、これ以後、紙カルテはありません)の紙カルテを職員で分別したところ、廃棄対象とした中に保存すべき紙カルテ(2016年11月以前に当院を初診でかかり、その後引き続き受診されている患者さんの紙カルテ)も含まれておりました。
分別後、機密書類廃棄処理専門業者へ依頼し、溶解処理が行われました。

個人情報等の流失の恐れはございませんが、重要書類の誤廃棄という事態は業務管理の不徹底故と重く受け止めております。

なお、当センターの診療録は「紙カルテ」と院内情報システムでの「電子的記録物」に大別されますが、電子的記録物は適正に保管されており、このたびは紙カルテのみの誤廃棄であります。

当センターでは、2011年12月にオーダーリングシステムを導入しており、薬剤や放射線、検査のデータは保存されています。また、2016年12月に電子カルテを導入しており、それ以降に関しては診療記事も電子データとして保存されていますので、それらの活用により患者様の今後の診療に支障が出ないと考えています。


現在、再発防止策の策定を行っております。今後このようなことを二度と起こさぬよう当センターとしても管理体制を見直し、職員一同、再発防止に努めて参ります。ご利用者のみなさまにおかれましては、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。


 

令和7年3月25日
近畿中央呼吸器センター
院長   尹 亨彦

 


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