認定看護師等の活動このページを印刷する - 認定看護師等の活動

認定看護師とは

認定看護師とは、日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有している看護師です。当院では、専門分野の資格を持った7分野12名の認定看護師が看護の質の向上を目指し、専門チーム、あるいは病棟・外来などで実践・指導・相談活動などに取り組んでいます。

感染管理認定看護師 2名

「病院内の全ての人々(患者さんやその家族、医療従事者)を感染から守ること」を目的に活動を行っています。インフルエンザやノロウイルスなどの流行に合わせ講習会を開催したり、手洗いチェックや院内ラウンドを行い、効果的な感染対策が病院全体で実践できるように活動しています。また医師、検査技師、薬剤師と共に多職種で構成された感染対策チームの一員として、意見・情報交換をしながら院内で発生している感染症の把握、分析、評価を行い、感染リスクを最小限にするために必要な感染対策を検討し、現場が実践できるように介入しています。安全な医療環境が提供できるよう日々取り組んでいます。

 

集中ケア認定看護師 1名

呼吸器内科、外科の混合病棟に所属し、内科・外科にかかわらず重篤な患者さんやその家族に対し早期回復を意図したケアを提供しています。そして自部署にとどまらず呼吸ケアサポートチームの一員として横断的な活動も行っています。また救急研修部会に所属し、看護師の重症化を早期発見し予防する能力を向上させることを目的とした研修の企画運営にも携わっています。
 

皮膚・排泄ケア認定看護師 1名

褥瘡専従看護師として、院内を組織横断的に活動しています。健康を害した皮膚および脆弱な皮膚に対するスキンケアを中心に褥瘡などの創傷管理や予防的スキンケアの実践、ストーマ・失禁等の排泄管理、患者家族の自己管理およびセルフケア支援、スタッフ指導を行っています。
また、褥瘡対策チームと連携し、週1回の褥瘡回診を実施し、医師・薬剤師・栄養士と連携し、早期褥瘡治癒を目指したケアを提供しています。さらに、予防的スキンケアの指導や、皮膚トラブルに対して、専門的な知識を活かし、質の高い看護の提供と安全で安楽なケアの提供に努めています。
 

慢性呼吸器疾患看護認定看護師 2名

当院は呼吸器疾患専門病院であり近年の高度化専門分化する呼吸器医療の中で慢性呼吸器疾患看護認定看護師という呼吸器看護に特化した看護師は欠かせない存在です。当院には4階病棟と6階病棟に1名ずつ計2名が在籍しており、名前に「慢性呼吸器疾患」とついていますが、どこまでが慢性期や急性期など区分はせず、呼吸器疾患であればどの病期にも対応し、呼吸器機能の評価及び呼吸管理、呼吸機能維持向上、セルフケア支援などを行っています。
 普段は病棟に所属し、所属に関係なく横断的に活動する日は月に1度、主に呼吸状態が悪い患者さんを中心に対応しています。また依頼があれば、時間調整し、いつでも対応出来る様にしています。
人間は常に意識的無意識的に呼吸をしており「呼吸がしんどい」「息ができない」「酸素が吸えない」「酸素がはけない」というのは相当に辛い状態に間違いありません。そんな状態を少しでも軽減出来るように、病棟看護師や他職種とも連携を取り、支えて行きます。
 

緩和ケア認定看護師 2名

患者さんとご家族の希望を大切にした全人的ケア(からだやこころ・生活に関する苦痛や生きることへの苦悩に対するケア)の実現を目指して支持・緩和療法チーム、緩和ケア病棟で活動しております。
緩和ケアの対象はがん患者さん・ご家族だけでなく呼吸器疾患をもつ患者様とそのご家族もふくめて、病気とわかった時(診断期)から希望に応じ外来時や入院中にケアの実践をおこなっております。
 また、勉強会の開催やカンファレンス、連携を通して院内看護師ならびに地域の看護師の緩和ケアの質を高めていけるよう努力しております。
 主治医や看護師、多職種とともに、病気がわかった時から誰にでも訪れる死への過程の中で自分らしい生き方を大切にして過ごせるように看護の力で支えております。
 

がん化学療法認定看護師 1名

外来化学療法室で主に勤務しています。また、入院で治療を行っている患者さんの相談も受けており、病棟看護師と連携し安全に投与を行い、副作用等の症状コントロールに取り組んでいます。
肺がん治療において、がん化学療法は、無くてはならないものです。新しい治療薬が、承認されて長く治療を続ける患者さんが多くなってきています。治療に縛られた生活ではなく、いかにその人らしく生活を送ることができるかを、患者さんやその家族と考えていくのが、私の役割です。治療を受けながらも、日常生活を楽しんで送ることができるよう支援をしていきたいと思っています。

がん性疼痛看護認定看護師 3名

肺がん病棟、緩和ケア病棟、支持・緩和療法チームに各1名在籍しています。
 診断初期から痛みを有する患者さんの身体的・心理的・社会的・スピリチュアルな状態を総合的にアセスメントし、薬剤の適切な使用や評価を行い、薬物以外の方法も患者さんと相談しながら早期に痛みの緩和ができるよう努めています。また、患者さん・ご家族と面談をしながら患者さんの思いや価値を大切にし、今後の治療や生活について共に考え、セルフケア能力を高め、生活の質を維持・向上できるように主体となって適切な看護援助を実践しています。そして、医師、薬剤師、栄養士、リハビリ、ソーシャルワーカー、訪問看護師など地域を含めた多職種とも積極的に連携、協働し、在宅移行後も切れ目のないケアの提供を心がけています。
 スタッフ教育では、看護師に対する緩和ケアやコミュニケーション研修の開催、緩和ケアにおける新薬の情報提供を緩和ケア担当薬剤師と協働して行い、安全に使用できる体制を整えています。

呼吸療法認定士 32名(2019年3月現在)

呼吸療法認定士とは、呼吸療法に関する専門的な知識・技術を習得した医療関係者(看護師・理学療法士・作業療法士・臨床工学士)に与えられる資格です。各病棟やリハビリ科に呼吸療法定士が在籍しており、患者さんの病態や呼吸に関するアセスメントを行い、患者さんの療養生活が安心、安楽になり、呼吸困難感が少しでも軽減できるように看護やリハビリを行っています。また、酸素外来(主治医の診察前に看護師が30分面談)を担当し、在宅酸素を導入され自宅療養している患者さんが 安全に安心して療養できるように、不安や疑問を解決できるように努めています。さらに、退院後の患者さんの自宅へ訪問を行い 在宅療養中の患者さんの日常生活の充実が図れるように相談にあたっています。