院長ご挨拶

院長 橘和延
以下、各診療部門をご紹介いたします。 肺がんにおいては、気管支鏡検査から診断・治療までを短期間で完結でき、遺伝子変異を高感度に検出できる体制を整えています。治療では、手術、放射線治療(最新のリニアック装置)、抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など、最新の治療を提供しています。また、緩和ケア病棟を有し、肺悪性腫瘍に限らず他臓器の悪性腫瘍にも対応しています。
肺がん以外の呼吸器疾患手術では、膿胸、気胸に力を入れています。
感染症は肺炎(細菌性・誤嚥性)に加え、非結核性抗酸菌症や肺結核にも幅広く対応しております。COPDに対しては、吸入気管支拡張薬、呼吸リハビリテーション、在宅酸素療法に加え、気管支バルブ治療を実施しています。気管支喘息に対してはステロイド・気管支拡張薬の吸入療法に加え、難治例には最新の生物学的製剤を用いた治療を行っています。喀血・血痰に対しては気管支動脈塞栓術にも力を入れています。間質性肺疾患に対しては、気管支鏡下クライオ生検、MDD(多職種合同カンファレンス)、抗線維化薬による治療に力を入れています。
研究面では、臨床研究センターを有し、数多くの治験・臨床研究を実施して先進的医療の創出に貢献しています。教育・人材育成の面では、教育研修部を中心に、各種研修会を通じて質の高い医師・看護師の育成に努め、安心・安全な医療を推進しています。
昨今の物価高騰に伴う薬剤費・医療材料費の上昇など、病院医療を取り巻く環境は一層厳しさを増しておりますが、地域医療への貢献を第一に、地域の呼吸器中核病院としての役割を果たすべく、職員一同、引き続き努力してまいります。今後とも温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2026年4月1日 院長 橘 和延
当院の診療分野
肺がん
肺がん外科手術*は日本有数の症例数を実施しています。
内科的治療は、最近の薬剤の目覚しい進歩(分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など)を取り入れており、外来治療に重点が移行し、入院期間は以前と比較して短縮しています。
新しい抗がん剤の臨床試験も活発に行っています。
さらに新しいIMRT(強度変調放射線治療)という放射線治療装置の稼動が開始し、正常細胞を傷つけずにがんに集中的に照射できる治療が可能となりました。
がんは長く付き合う病気に変化してきています。
当院では病気になる前の生活を可能な限り維持できるように、院内に併設するがん相談支援センターと連携を取りながら診療を進めてまいります(参照:呼吸器腫瘍内科、呼吸器外科)。
内科的治療は、最近の薬剤の目覚しい進歩(分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など)を取り入れており、外来治療に重点が移行し、入院期間は以前と比較して短縮しています。
新しい抗がん剤の臨床試験も活発に行っています。
さらに新しいIMRT(強度変調放射線治療)という放射線治療装置の稼動が開始し、正常細胞を傷つけずにがんに集中的に照射できる治療が可能となりました。
がんは長く付き合う病気に変化してきています。
当院では病気になる前の生活を可能な限り維持できるように、院内に併設するがん相談支援センターと連携を取りながら診療を進めてまいります(参照:呼吸器腫瘍内科、呼吸器外科)。
呼吸器感染症(肺炎や結核など)
高齢で重症化しやすい肺炎について急性期の治療と早期退院を目指し、地域医療連携室によって他施設との密接な連携に努力してきました。
抗酸菌感染症では西日本の指導的施設となっており、難治例にも対応いたしております。
さらに炎症性疾患の外科療法に対応できる数少ない施設のひとつとして、手術が必要な膿胸にも対応いたします。
抗酸菌感染症では西日本の指導的施設となっており、難治例にも対応いたしております。
さらに炎症性疾患の外科療法に対応できる数少ない施設のひとつとして、手術が必要な膿胸にも対応いたします。
慢性呼吸器疾患及び肺疾患に伴う循環器疾患
タバコが原因の慢性閉塞性肺疾患(COPD)や喘息から、間質性肺炎、稀少肺疾患(症例数の少ない呼吸器の難病)、肺高血圧症など幅広い分野の診療と臨床研究を展開しています。
重症呼吸不全には呼吸器集中治療室で専門スタッフを中心に呼吸管理をおこなっています。
喀血に対して血管内に挿入したカテーテルを使って出血を止める治療(BAE法)を行っています。
当院は希少肺疾患の新しい薬の臨床試験を主導してきた努力が実り、保健適用される標準的な治療とすることができました。
重症呼吸不全には呼吸器集中治療室で専門スタッフを中心に呼吸管理をおこなっています。
喀血に対して血管内に挿入したカテーテルを使って出血を止める治療(BAE法)を行っています。
当院は希少肺疾患の新しい薬の臨床試験を主導してきた努力が実り、保健適用される標準的な治療とすることができました。
職業性肺疾患(じん肺)
当院の主要な診療分野であり、社会問題となっている石綿については委託事業として検診をおこなっており、年間400名以上の方々が受診されます。
さらに各種の補償に必要な書類作成にも対応しています。
さらに各種の補償に必要な書類作成にも対応しています。
多職種で構成される医療チーム
緩和ケアチーム、感染コントロールチーム、栄養サポートチーム、呼吸ケアサポートチーム、褥瘡対策チームといった職種横断的に構成された診療チームが活発に活動し治療成績と生活の質の向上に努力しています(参照:医療安全・チーム医療のページ)。
それぞれのチームは目的に応じて医師、歯科医師、看護師、多職種、薬剤師、心理療法士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが構成メンバーとなっています。
それぞれのチームは目的に応じて医師、歯科医師、看護師、多職種、薬剤師、心理療法士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが構成メンバーとなっています。
臨床研究・治験
看護部門
新人の夜勤開始時の負担軽減に配慮した教育計画を策定し、呼吸器看護のエビデンス確立をめざしています。
認定看護師はガン性疼痛、感染管理、緩和ケア療法、慢性呼吸器疾患が在籍し、さらに新規認定を目指す看護師に受講を勧めています(参照:看護部ページ)。
認定看護師はガン性疼痛、感染管理、緩和ケア療法、慢性呼吸器疾患が在籍し、さらに新規認定を目指す看護師に受講を勧めています(参照:看護部ページ)。
医学教育
呼吸器疾患診療に携わる医師、看護師等の医療スタッフの育成は専門施設の使命であり、教育の充実は診療レベルの向上にもつながります。
医師初期研修(大阪労災病院、大阪南医療センターを管理型病院とする協力型)として参加しています。
新専門医制度には内科専門医連携施設、外科専門医制度修練施設として対応しています。
当院で研修を希望される医師に当院を知っていただくために、見学は常時受け付けています。
医師初期研修(大阪労災病院、大阪南医療センターを管理型病院とする協力型)として参加しています。
新専門医制度には内科専門医連携施設、外科専門医制度修練施設として対応しています。
当院で研修を希望される医師に当院を知っていただくために、見学は常時受け付けています。
政策医療を担う公的な病院として、高水準の医療は言うまでもなく、医療資源の効率的な活用による健全経営は当然の責務と考えています。
これも各職域の努力の結果と考えています。今年度も職員一同努力いたします。
どうぞ近畿中央呼吸器センターをよろしくお願いいたします。
2025年1月