言語聴覚療法このページを印刷する - 言語聴覚療法

言語聴覚士とは
 
ことばによるコミュニケーションや、水分や食事を安全に飲み込む機能(摂食・嚥下機能)には言語、聴覚、発声・発音、呼吸、認知などの各機能が関係していますが、脳卒中や脳腫瘍、神経筋疾患、呼吸器疾患、がん、認知症などの病気が原因でこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士はコミュニケーション機能や摂食・嚥下機能に問題がある方に対して評価や訓練を実施し、機能の改善を図る専門職です。
 
呼吸器疾患の言語聴覚療法
 
1.呼吸器疾患から生じる声と飲み込みの問題
慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎(IP)、誤嚥性肺炎、肺がん、肺結核等の呼吸器疾患が原因で嗄声(声がかすれる)・声量低下(声が小さくなる)や摂食・嚥下障害(水分や食事がうまく飲み込めない、よくむせる、食欲がなく体重が減少する等)を認めることがあります。それらの改善のため発声訓練、発声・発語器官の運動訓練、呼吸訓練、嚥下訓練等を実施します。嚥下障害が疑われる場合には嚥下造影検査(VF)という精密検査も実施しリハビリテーションの方針を決定します。
 
2.高次脳機能(認知機能)の低下の問題
脳血管疾患や脳腫瘍、加齢の影響(脳の萎縮)等が原因で、注意力・集中力、記憶力、言語機能といった高次脳機能(認知機能)が低下する可能性があります。認知機能の低下がコミュニケーション障害、嚥下障害や栄養障害の原因となる可能性もあります。必要に応じ認知機能の検査や訓練を実施します。
 
3.嚥下造影検査(VF)や栄養サポートチーム(NST)等のチーム医療に参加
医師、看護師、放射線技師、栄養士とともに、嚥下機能の精密検査である嚥下造影検査(VF)を行っています。また、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、栄養士とともに、入院患者様の栄養状態の改善を目指す栄養サポートチーム(NST)のカンファレンス・回診に参加しています。多職種がチームとして連携することで患者様へのより良いアプローチを目指しています。
 
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嚥下造影検査(VF)