睡眠時無呼吸症候群検査
睡眠時無呼吸症候群の検査について
当センターでは、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)に対する診断・治療を行っています。
当院の睡眠時無呼吸症候群ポスターはこちら
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)は,睡眠中に何度も呼吸が止まったり,浅くなったりして体の低酸素状態が発生する病気です。
この病気の怖いところは,睡眠中の低酸素や日中の眠気などによるストレスのために,高血圧,脳卒中,心筋梗塞などの虚血性肺疾患の発生を増加させることです。
糖尿病,高脂血症もしばしば合併します。
これらの合併症により,突然死される患者さんもおられます。
我が国の睡眠呼吸障害研究会の検討でも(2000年)では,後に示す無呼吸低呼吸指数が20以上の患者さんでは,20未満の患者さんに比較して,明らかに寿命が短いことが報告されています。
さらに,昼間の眠気は様々な事故につながります。
ですから,この病気を正確に診断し,必要に応じて治療を行うことは重要です。
睡眠時無呼吸症候群についての詳細はこちら
診察予約から検査までの流れ
その1
①外来診察の予約をとっていただきます。
※紹介状をお持ちでない場合は特定療養費が別途必要です。
参考:外来受診について
②診察後に検査入院日次の調整を行います。
※検査実施に当たっては個室利用となります。
その2
①入院1日目
・入院時 :持参薬の確認、診断に必要な基礎検査(画像、生理機能)、睡眠検査の説明
・夜19時:睡眠検査装置の取り付け
②入院2日目
・起床後 :睡眠検査装置の取り外し、血液検査、尿検査
・退院後の治療方針と次回外来診察の予約
費用
保険診療による診療費
25,000~28,000円程度(3割負担例)申し込み方法・お問い合わせ
事前のご予約が必要です。
ご紹介元医療機関さまからお申込みされる場合
地域医療連携室が対応いたします。 こちらのページ(ご紹介患者様の予約方法)をご覧ください。
※検査内容に関する問い合わせは、検査科 生理機能室までご連絡ください。
電話(代表)072-252-3021 内線4311