MRI検査このページを印刷する - MRI検査

当院のMR装置

MRI装置

静磁場強度1.5Tの装置ですが最新の高速撮像技術が搭載され、撮像時間の短縮が可能となりました。またAiによる新しいSNR向上技術を用いてノイズを低減し、3Tの装置に匹敵する高画質を実現しています。また検査の時に入るトンネルが71㎝と広く、静音性も向上しているため、より患者にやさしい検査環境となりました。

MRIとは

MRIとはMagnetic(磁気)Resonance(共鳴)Imaging(画像)の略です。
MRIは強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力と電波を利用して身体の臓器や血管を撮影する検査です。任意の方向から断層像を得られ、病気の部位を立体的に観ることもでき、様々な診療科において重要な役割を示しています。CT等とは違いX線被ばくがないことも大きな利点です。


当院では脳転移・骨転移をはじめ、頚椎・胸椎・腰椎などの脊椎や肩関節・膝関節など整形領域、地域医療からのご紹介では乳腺・腹部(MRCP)・前立腺検査等幅広い検査を行っています。

MRIをお受けになる前に

次のような方は検査ができない場合がありますので、必ず事前にお知らせください。
 ・心臓ペースメーカー・除細動器(ICD)や避妊リングを体内に入れている方
 ・神経刺激装置、人工内耳等を体内に入れている方
 ・血管内ステントを入れて術後8週間までの方
 ・閉所恐怖症の方
 ・妊娠している可能性のある方
 ・入れ墨をされている方
 ・(造影剤検査の場合)気管支喘息のある方

MRI検査前の準備

 ・検査日が決まる際に「MRI問診票」をお渡ししますので必ずチェックをお願いします。
  わからないない内容があればスタッフにお問い合わせください。
 ・造影検査の場合は「MR造影検査問診と同意文書」と「MRI問診表」をお渡しします。ご記入をお願
  いします。
 ・造影検査の方は3時間前から食事を控えてください。
  単純検査の方は食事の制限はありません。
 ・金属は検査の妨げになりますので以下のものは外してください
  補聴器・ネックレス・イヤリング・ヘアピン・眼鏡・入れ歯
  金具のついた下着・コルセット・カード等
  ※カラーコンタクト・輪郭協調コンタクト(カラー着色剤に酸化鉄・酸化チタンが含まれているこ
  とがあります)
 ・張り薬等はやけどの恐れがありますのではがしてください
  湿布・カイロ・エレキバン等
  ※パーキンソン病治療用貼付薬・狭心症治療用貼付薬等処方されている貼付薬は検査日までに主治
  医にご相談してからお越しください

検査開始・検査中のお願い

 ・検査時間は部位によって異なりますが15分から40分です。装置からトントンと大きな音がしますが
  痛み等はありません。動かないようにお願いします。
 ・胸部や腹部検査では息止めをお願いすることがあります。
 ・検査中は担当技師と会話も出来ます。ご安心ください。

検査症例

  
   頭部MRA            頸部MRA           聴器
  
   腰椎              膝関節             MRCP
  
   足関節             肩関節             胸部