肺がん
昨年の成果と2012年の展開
昨年の肺がん手術件数は269例(原発性はそのうちの249例)で大阪府下では最多、全国でも15位の手術件数となりました。
内科により新規に化学療法(抗がん剤)を受けた患者さんは217例でした。
さらに日本を代表する臨床試験グループに所属し新しい肺がん治療の確立にも努力しその成果は国際的な医学誌に発表しました。 放射線治療は常勤専門医を招聘し345件の照射を行いました。
当院は診断から緩和治療までを一貫して行っており、栄養 サポートチームなど多職種からなる診療チームが活発に活動し治療成績と生活の質の向上に努力しています。
さらに、がん患者さんの心身両面の苦痛・苦悩を緩和できるように心療内科医、看護師、薬剤師、心理療法士からなる緩和ケアの2チームが、約500例の患者さんの診療に対応いたしました。
今年度から緩和ケア内科を標榜して、入院・外来・地域医療での継ぎ目のない緩和ケアを強化いたします。