緩和ケア部

緩和ケア部について

◆2021年12月より「呼吸器がんセンター」の立ち上げ、その内に「緩和ケア部門」を立ち上げました。

◆緩和ケア部は、大阪府がん診療連携拠点病院(肺がん)として保有すべき診療機能として、従来からある「支持・緩和療法チーム」と「緩和ケア病棟」、「支持・緩和外来」、「がん看護外来」等を有機的に連携、統括する組織です。

◆全ての呼吸器腫瘍の患者さんに対して、「体やこころの不安やつらさ」を診断時より多職種や地域の医療・看護・介護福祉機関とも連携し緩和ケアを提供することを目的としています。またリハビリテーション、アピアランスケアなどの生活のしやすさへの提案にも関わります。

◆緩和ケア部門においては、化学療法部門、放射線治療部門、相談支援部門との連携を重要視しており、患者さんの御希望を考慮した上での適切な医療を提供するよう心がけております。

◆さらに、緩和ケアにおいては、治験や国内外の臨床試験、緩和ケアチーム登録などにも積極的を行っており、標準的な緩和治療を提供するだけでなく、緩和ケアのエビデンスの創出や実装の提供についても注力しております。

緩和ケア部スタッフ

 緩和ケア部責任者
   心療内科科長/緩和ケア内科医長/支持・緩和療法チーム室長 所 昭宏

 卒業:関西医科大学卒(平成4年)
 専門分野:緩和医療、サイコオンコロジー、心身医学
 資格etc:
  日本緩和医療学会理事、事務局長、認定医、
  日本サイコオンコロジー学会理事、登録精神腫瘍医、
  日本心身医学会指導医・専門医・代議員、日本心療内科学会登録医・評議員、
  がん医療コミュニケーションスキル認定ファシリテーター
  大阪府がん診療連携協議会緩和ケア部会副部会長
  大阪府がん対策推進委員会緩和ケア推進部会委員
  堺市がん診療ネットワーク協議会ACPワーキング委員長
  関西医科大学臨床教授

 スタッフ紹介

  ◆近畿中央呼吸器センター 支持・緩和療法チーム

  ◆近畿中央呼吸器センター 緩和ケア病棟

特色・強み

★大阪府がん診療連携拠点病院(肺がん)として呼吸器がんセンターを併設し、支持・緩和療法チームと緩和ケア病棟を有機的に連携、統括する緩和ケア部門です。

★外来や一般病棟では、がん診断時から、治療と並行して体や心の不安や苦痛を感じたら緩和ケアを合言葉につらさをやわらげ自分らしくすごせるように多職種による支持・緩和療法チームの診療体制があります。

★呼吸器系がん患者さん向けに全室個室の緩和ケア病棟を設置し多くの方に利用いただいています。がんに伴う苦痛を積極的に緩和し、その人らしく生活することを目的に多職種で連携しチーム医療を提供しています。ご希望に応じ自宅への退院を支援しています。

★主治医と強い連携をしながら迅速に診療応需し、適切な専門スタッフと連携します。

★これまで多くに緩和ケア関係の治験、臨床研究に携わり、緩和ケアの新しいエビデンスの創出と実装にに取り組んでいます。

★外来、入院を問わずお気軽に緩和ケアについてご相談ください。

がん診断、治療と並行した支持・緩和療法チーム診療

外来や一般病棟では、がん診断時から、治療と並行して「体や心の不安や苦痛を感じたら緩和ケア」を合言葉につらさをやわらげ自分らしくすごせるように多職種による支持・緩和療法チームの診療体制があります。



その人らしさを大切にする全室個室の緩和ケア病棟

呼吸器系がん患者さん向けに全室個室の緩和ケア病棟を設置し多くの方に利用いただいています。
がんに伴う苦痛を積極的に緩和し、その人らしく生活することを目的に多職種で連携しチーム医療を提供しています。
ご希望に応じ自宅への退院を支援しています。