TEL:072-252-3021

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喀血外来紹介

喀血外来へのご案内

患者さまへ

喀血とは咳と共に真っ赤な血が口から出ることをいいます。肺や気道からの出血が原因です。
急に起こることが多く、患者さまの命にかかわる可能性があります。非常に多くの患者さまを悩ませていますが、喀血診療を専門的に行う医療機関は日本でもごく少数しかないのが現状です。呼吸器の高度専門施設である当院では、以下の特長を活かした喀血診療を行っています。

対応疾患

  • 喀血
  • 肺動静脈奇形(旧:肺動静脈瘻)
  • オスラー病(HHT:遺伝性出血性末梢血管拡張症)

連携室連絡先

直通072-240-2224(8:30〜19:00)

代表072-252-3021

FAX072-253-7258

受付時間:午前8時30分~午後5時15分

業務内容

当院の特長

当院は呼吸器の高度な専門施設として以下の特徴を生かした喀血診療を行っています。

喀血専門外来があります

毎週月曜日に喀血専門外来があります。当院を初めて受診される患者さまは、初診外来にて初回診察をお受けしています(月曜日〜金曜日)。まず問診・診察・採血・造影CT検査等の必要な検査を経て、喀血外来で治療方針について相談していただくことが可能です。かかりつけの医療機関からの紹介状をお持ちであれば、初診外来および喀血外来での診察がよりスムーズになります。

カテーテル治療(低侵襲治療)が可能です

『気管支動脈塞栓術』というカテーテル(細い管)を使った血管内治療を行っています。この治療の大きな特徴は

  • 傷が1から2ミリ程度と非常に小さい
  • 開腹手術のような大きな切開や方向が不要
  • 予定手術の場合、通常3泊4日の短期入院で治療が可能
  • 毎週水曜日・金曜日の定期枠で喀血治療チームによって治療を行っている

という点です。体内への負担が少ないため高齢の患者さまや複数のご病気をお持ちの患者さまでも安全に治療を受けることができます。また呼吸器内科の専門医がこの治療を行うため、喀血の原因となる肺の病気と喀血を同時に検査・治療を同じ施設で一貫して進めていくことができるという強みがあります。

多くの専門家の医師が協力して治療します

当院は肺疾患の患者さまを総合的に診ております。喀血に関連する呼吸器の合併症(難治性の感染症、難治性疾患など)や外科的な治療が必要な場合でも各専門医師が協力して対応しております。肺がんなどBAEが適さないと考えられる患者さまに対しては、肺がん治療の専門医や放射線科医、外科医にて必要な治療を検討してまいります。

肺動静脈奇形(肺動静脈瘻)に対応しています

肺動静脈奇形(肺動静脈瘻)は肺内の血管が異常で、喀血や呼吸苦、脳梗塞や脳膿瘍などを起こす稀な疾患です。一部遺伝性の疾患が隠れていることもあります。この病気にかかわる検査と治療方針(『肺動脈塞栓術』というカテーテル(細い管)を使った血管内治療を行っています)についても具体的にご相談いただけます。

医療従事者へ

診療体制

喀血専門外来

毎週月曜日午後枠に喀血専門外来を開設しています。初診患者さまは月曜日から金曜日の初診外来にご紹介いただき、事前検査を経由し速やかに喀血専門外来に紹介する流れとなっています。当院病診連携室により、呼吸器内科・放射線科・呼吸器外科の協力による包括的な患者管理が可能です。詳しくは病診連携室を通してご相談ください。

BAE(bronchial artery embolization)

毎週水曜日・金曜日の定期枠で喀血治療チームによるBAEを実践しています。1〜2mmのカテーテルを介した超選択的BAEを行い、3泊4日の低侵襲の血管内治療を行っています。穿刺アプローチ部位は大腿動脈もしくは橈骨動脈が主であり、穿刺時の創傷は1〜2mm程度と開胸術と異なり低侵襲です。

ご紹介時点で喀血症状が一旦おさまっている待機的患者さまには3泊4日のパス入院で治療を行うことが可能です。一方、紹介時点で喀血症状がある患者さまや遠方からの患者さまには、転院・即入院、準緊急対応させていただくなど、柔軟な対応を行っております。

多職種チーム医療

喀血患者さまの内科的管理、外科的介入、感染症対応、難治性疾患の対応(非結核性抗酸菌症、肺アスペルギルス症、活動性肺結核、陳旧性肺結核、気管支拡張症)については、各専門医が連携して対応しています。呼吸器疾患の専門施設としての強みを生かした包括的な患者評価・治療が可能です。

肺動静脈奇形(旧:肺動静脈瘻)の診療・治療(PAE;pulmonary artery embolization)・HHTの診療

肺動静脈奇形(旧:肺動静脈瘻)に対するカテーテル治療(PAE)や全身検索、遺伝性出血性毛細血管拡張症(Hereditary Hemorrhagic Telangiectasia;HHT)の診療を行っております。

多施設共同研究

当院では喀血の病態・治療等をテーマとした多施設共同研究を行っています。喀血・血痰症状でお困りの症例について、研究参加にご興味がある場合は連携室にお声がけください。