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間質性肺炎外来

間質性肺炎外来紹介

間質性肺炎は、診断が難しく、ガイドラインでも診断時・増悪時は専門医での診察が推奨されています。
近畿中央呼吸器センターでは、毎週月曜日(午前)に専門医による間質性肺炎外来を行っています。(完全予約制です)

間質性肺炎とは

肺は柔らかい小さな袋(肺胞:はいほう)の集まりで、その中には空気をたっぷり含んでいます。小さな袋の壁は大変薄いのですが、その中には様々な細胞とともに血液が流れる血管が含まれています。私たちは無意識のうちに肺に空気を出し入れしていますが、肺の中では肺胞の薄い膜を通して、空気から血液中に酸素が入り、逆に老廃物である二酸化炭素が空気中に放出されています(いわゆる肺呼吸)。
普通の肺炎と言えば、ばい菌が肺の中で増加し発熱・咳・痰が出て、レントゲンでは肺が白くなります(通常一部)。抗生物質で治療されて軽快します。しかし、抗生物質が効きにくく、胸のレントゲン写真で左右の肺全体が白くなる場合、“間質性肺炎”を疑う必要があります。
“間質性肺炎”は、何らかの原因(関節リウマチ、皮膚筋炎、全身性強皮症などの膠原病、なんらかの異物の吸入、薬剤など)で肺胞の壁の中や周辺に“炎症”(皮膚で言えばやけど、肝臓で言えば肝炎のようなもの)が起こり、細胞やコラーゲンなどが増加し壁が厚くなる病気です。そのため咳が出たり、酸素がうまく取り込めなくなり息苦しくなります。
“炎症”が治った後も傷が残り、肺が固くなる場合があります。これを“肺線維症”と言います。皮膚で言えばケロイド、肝臓で言えば肝硬変が相当します。肺がどんどん固くなり、膨らみにくくなると、呼吸を維持できなくなる事があります。

業務内容

間質性肺炎(間質性肺疾患を含む)の新規患者さまの精密検査、治療などをご希望の場合、診断後の診療に難渋する患者さまがおられる場合などありましたら、地域医療連携室を通してご紹介ください。ご病状などに合わせて、入院での精密検査や治療、外来での経過観察などの判断を行い、今後の診療の調整をさせていただきます。この外来は曜日が限られておりますので、通常の初診外来の予約をお取りいただいても、対応をさせていただきます。多くの医師が間質性肺炎の診療を行うことが可能です。また、すでに他院で精密検査、治療を受けておられる間質性肺炎の患者さまで、当院に継続受診の希望はないものの、話を聞きたいといった場合は、セカンドオピニオン外来もございます。ご活用ください。