部門紹介
薬剤部紹介・役割
当センター薬剤部は、外来・入院調剤、抗がん剤調製、医薬品に関する情報収集と他部門への提供、医薬品管理、病棟業務を通じて医薬品の適正使用推進、治験管理室と連携した治験業務等、最適な薬物治療を推進すべく日々励んでおります。
加えて臨床現場で得た知見をもとに医薬品に関する研究を行い、薬剤師として必要な知識やスキルの向上にも努めてまいります。
また保険薬局との連携を通じて外来治療の支援をおこなっております。
薬剤師の専門性を発揮してより質の高い医療を提供することを目指してまいります。
薬剤部構成
| 薬剤部長 | 1名 |
|---|---|
| 副薬剤部長 | 1名 |
| 主任薬剤師 | 7名 |
| 薬剤師 | 10名 |
| 薬剤助手 | 1名 |
薬剤部業務実績(2025年度)
| 院外処方箋発行率 | 93% |
|---|---|
| 薬剤管理指導件数 | 940件/月 |
| 病棟薬剤業務実施加算 | 1171件/月 |
| 外来化学療法における服薬指導件数 | 37件/月 |
| 無菌調製処理加算 | 365件/月 |
業務内容
薬剤部業務
調剤業務

薬剤師は専門的知識を活かして調剤を行います。処方箋に記載された医薬品の用法用量・相互作用・重複投与等の確認を行い、患者さまが安心してお薬を服用いただけるように努めてまいります。
製剤業務

抗がん剤無菌調製業務
がん化学療法委員会において、審議されるレジメンについてエビデンスなどに関する文献や情報を収集し資料を作成するとともに、承認された治療計画書及びレジメンの管理を行っております。
外来・入院とも、これに基づき、事前に提出された化学療法の処方せんを薬剤師が投与量・投与間隔などをチェック、使用当日に検査データを投与基準と照合し、安全キャビネット内で調製を行っています。
院内特殊製剤調製
市販されていない薬剤を医師の依頼の元、患者さま個々に作成します。
医薬品管理業務(薬務)
病院の中で使用される医薬品の購入・在庫・供給・品質管理業務を適正に行っています。特に、品質管理においては購入時から患者さまが使用するまで有効性・安全性の確保が十分担保できるよう確認を行っています。
医薬品情報管理業務
医薬品に関する様々な情報を、収集・評価・整理・保管しています。情報源としては文献・書籍・厚生労働省や製薬会社のデータ並びに各製薬会社担当MRから提供される情報を活用しています。
院内職員に対し、常に最新の医薬品情報を提供し、薬物療法が安全・安心に行えるよう支援しています。そのために薬剤部内では、カンファレンスを定期的に開催し、各薬剤師が最新の医薬品に関する情報を共有するよう努めています。
入院前支援業務
検査・手術目的入院予定の患者さまに対して事前に現在服用・使用している薬剤や市販薬・サプリメント使用の有無と過去の副作用歴やアレルギー歴を確認します。事前中止すべき薬剤や市販薬等を服用している場合は中止の必要性と中止時期を説明します。この情報は今後の治療に有益な情報として医師・看護師・病棟担当薬剤師と共有しています。
病棟薬剤管理業務及び薬剤管理指導業務
薬剤師が受け持っている病棟に入院されている患者さまの持参されたお薬及び入院後に開始されたお薬全てを対象に専門的知識をフル活用して医薬品の適正使用を推進します。
医師の診療記録や看護記録や検査結果から患者さまの病状や治療方針を把握した上で、担当薬剤師がベッドサイドにお伺いしてお薬の説明や副作用の確認を行います。
患者さまの訴えや検査結果等からの情報を医師や看護師等へフィードバックすることでよりよい薬物療法を支援しています。
チーム医療
医師、看護師をはじめ様々な医療スタッフと連携し、それぞれの職種の専門性を発揮することで、患者さまによりよい治療・ケアを行っています。
薬剤師は、主に支持・緩和療法チーム、栄養サポートチーム、感染制御チーム・抗菌薬適正使用支援チームに積極的に参画しています。
治験業務(薬剤部担当分)
薬剤部では治験管理室から依頼された治験薬の搬入・保管管理・調剤・品質管理や治験薬回収に対応しています。また一部の治験薬においてはSDVも対応しています。処方箋発行時に必要な情報の作成も行っています。
当院は抗がん剤に関する治験も多く、薬剤部で抗がん剤レジメン作成の補助及び確認を行い、薬剤部で調製する際に支障がないよう取り計らっています。
教育業務

スタッフの教育体制
部内カンファレンス時に症例検討を行っており、適切な薬物治療に貢献するため研鑽を積んでいます。
新任者及び異動者に対して、主任や業務担当者が業務内容について講義を行っています。
臨床研究実績
2025年度
| 発表学会名 | 演題名 | 主演者名 |
|---|---|---|
| 第79回国立病院総合医学会 | サルグラモスチム吸入用製剤の導入体制への薬剤師の関わりと使用状況について | 川西 健太 |
| 第35回日本医療薬学会年会 | 薬剤師外来での介入Ipilimumab/Nivolumab併用免疫療法中に発症した下垂体機能低下(副腎不全)の早期診断に寄与した悪性胸膜中脾腫の1症例 | 八瀬 恵理子 |
| 第15回日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 近畿中央呼吸器センターにおけるタルラタマブ投与による副作用の実態調査 | 篠原 莉奈 |
| 第15回日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 近畿中央呼吸器センターの外来がん薬物療法における薬剤師外来の実態と有用性の検討 | 八瀬 恵理子 |
2024年度
| 発表学会名 | 演題名 | 主演者名 |
|---|---|---|
| 第29回日本緩和医療学会学術大会 | 呼吸器悪性腫瘍におけるメサドンと強オピオイド併用に関する使用状況調査 | 渕崎 恵美子 |
| 日本緩和医療学会 第6回関西支部学術大会 | 当院における非がん患者の呼吸困難に対するオピオイドの使用状況について | 多方 実彩 |
| 第78回国立病院総合医学会 | 当院における非がん患者の呼吸困難に対するモルヒネの使用状況について | 多方 実彩 |
| 第78回国立病院総合医学会 | アミカシン硫酸塩吸入用製剤の使用状況と治療継続への寄与を目指して | 山口 絢香 |
| 第20回近畿国立病院薬剤師会学術大会 | サルグラモスチム吸入用製剤の導入体制への関わり | 川西 健太 |
企業医薬品担当者の方へ
企業医薬品情報担当者の院内活動手順について
当院の企業医薬品情報担当者となられましたら「近畿中央呼吸器センターMR名簿登録用紙(下記参照)」をダウンロードの上、ご記載ください。その後、薬剤部医薬品情報担当者に連絡いただきメールでの送付をお願いします。
確認後、医薬品情報担当者より「MR活動許可申請書」をお渡しいたしますので、その用紙に記載の上、直接薬剤部長へ提出ください。
薬剤部長より「MR許可証」を交付します。
院内で情報提供活動をされる際は、必ず「MR許可証」を身に着けてください。
なお、担当交代時は速やかに情報更新していただきますようお願いいたします。
新規医薬品の宣伝許可〜採用までの流れ

医薬品情報室への提出(保管)薬剤資料について
内服・外用は黄色、注射は赤色ファイルを用意しております。購入実績のある薬剤については下記資料の設置をお願い致します。また、随時最新資料への更新をお願い致します。
- 製品概要
- インタビューフォーム
- 適正使用ガイド(該当薬品)
- RMP(該当薬品)
- その他関係資料・資材
製品のお知らせ情報について
- 剤形、識別コード、包装や容器などの流通に関する情報(お知らせ2部)を医薬品情報担当者へ提出もしくは郵送での提供をお願いします。
- 変更品納品時にお知らせ文書4部を添付した状態で納品していただけるよう、医薬品卸業者への手配をお願いします。
お問合せ先
近畿中央呼吸器センター薬剤部 医薬品情報管理室
TEL072-252-3021
FAX072-250-1477








